コンテンツマーケティングって面白い!
初エントリでは、ブログ名にもした「コンテンツマーケター」について、考えてみたいと思います。
今自分が取り組んでいる仕事の説明みたいなものです。
コンテンツマーケターの仕事内容
コンテンツマーケターとは、ものすごく大雑把に言えば、「記事コンテンツ作ってお客さん集めようぜ!」というようなことをする職種です。記事コンテンツに限ったことではないですが…。
ただ、むやみやたらにコンテンツを作れば良いというわけではなく、どんなコンテンツをどれくらい作っていくのか、それをどうやって作るのか、どの層にアプローチするのか、コンテンツを作った結果はどうだったのか、より読まれるためにはどうやってページを改善していけば良いのか…と言った細かい設計をしてPDCAを回しつつコンテンツを作っていく、という感じですね。
具体的には、SEO(Google検索での上位表示)で検索流入を狙ったり、SNSでの拡散を目論んだり、日常的に読まれるコンテンツとして業界ニュースをアップしていったり…といろいろなチャネルを考えてユーザーにアプローチしていくようなことになります。
商品の購入やサービスの登録などを主目的にしているサイトであれば、コンテンツへの流入から購入/登録までの一連のストーリーを考えて、テキスト調整を含んだ導線設計を行うことも多いでしょう。(いわゆるCRO/コンバージョン・レート・オプティマイゼーション)
また、ユーザーへのリーチだけを考えてしまうと、極端なことをいえばスパム的なSEOコンテンツになったりSNSの炎上狙いになったりしてしまうので、コンテンツの適切なクオリティコントロールと言ったところにも責任を持って取り組む必要があります。
あとは、ある程度数をそろえるのも大切なので、制作体制をどう作るか、内製で採用を進めるのか、外注なのか、個人のライターに依頼するのか、費用対効果を考えてどんな製作体制が適切か定めて構築することも重要です。
結構やること多いですね。
感覚と数字のバランスが大事
どんなコンテンツが読まれるのか?どうしたら多くのユーザーにコンテンツを届けることができるのか?と言った問いには終わりがなく、トライ&エラーとPDCAによる改善の繰り返しで、その辺りが面白さを感じるところです(マーケター系の職種はみんなそうだと思いますが…笑)。
コンテンツマーケティングならではの面白さで言えば、Webマーケティング系の数字の世界に加えて、ある種感覚的な、良し悪しを感覚で判断するセンスも意外と大切なところじゃないかと思います。
もちろん考え方は人それぞれで、数字で全部判断した方が適切、という考えでコンテンツを作っていくやり方もありますが、なんとなくそれだと仮説の精度が低く、成果の出るコンテンツを出せるようになるまでに結構時間かかるイメージがあります。
ただ、逆に感覚だけでやっていると、「そのコンテンツ、本当に作ってて意味あるの?」「そんなに費用かけて回収できるの?」って言われがちなので、ある程度数字で説明できるスキルももちろん必要です。
大事なのはバランス感覚で、「こんなコンテンツが良いんじゃないかなあ」という感覚と、数字でものごとを判断するロジカルな思考の両方が程よくあれば結構強い。
その感覚の比重が(おそらく)ほかのWebマーケ系職種よりも少し大きいんじゃないかなあというところが、自分が感じるコンテンツマーケティングの面白いところですかね。
まあ、なんというか、この職種が、なんとなく自分に合ってるなあという感じで、楽しく仕事させてもらっています。笑
ゆくゆくはファンやコミュニティを形成するマーケティングにもコンテンツは重要な役割を占めていくと思いますし、まだまだ明らかになっていないコンテンツの利用方法もたくさんあるんじゃないかと考えています。
何かコンテンツマーケティングの分野での発見があったら、このブログで発信していこうかなと思っていますので、よろしくお願いします。